2013年04月03日

自転車事故

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 自動車事故のケアについては,それなりに充実しつつありますが,自転車の事故は,対策が遅れている現状にあると思います。
 自動車は民間保険への加入が進み,加害者になったとしても,保険により損害賠償を履行することができるのが通常です。
 しかし,自転車の場合,民間保険に未加入のケースが多く,損害賠償義務を負うことになれば自腹となり,支払が困難である場合が出てきます。
 かかる場合,被害者は大変困ってしまいますし,加害者も困ります。
 昨今,自転車運転者も自動車運転者のように高度な注意義務を負うべきであるとの潮流ができつつあります。

 そんな潮流を受けてか,日本自転車普及協会が,自転車ADRセンターを設置しました。
・ 自転車と歩行者との間の事故
・ 自転車と自転車との間の事故
・ 自転車による器物の損壊
を対象とした裁判外紛争解決手続です。
 簡単にいえば,裁判よりも簡易なやり方で紛争を解決しようとの試みです。
 これが出来たからといって,直ちに自転車事故を巡る紛争解決が容易になるかといえば,そうでもないと思いますが,自転車は(当然便利ですが,その反面で)危険であるという認識を惹起するには,意義があると思います。

 電話で問い合わせたところ,調停(話合い)の場所は東京のみとのことですので,東京近郊以外の方には利用が難しいですね。
 でも,弁護士会のADR,裁判所の調停等訴訟に拠らない方法も各種ありますので,ご安心を。


 畑違いですが,自転車事故について,加害者となってしまったときの対策として,傷害保険に加入していれば保険が使えますし,自転車保険というものもあるようです。
 被害者となってしまったときの対策として,自転車運転中なら人身傷害保険,こちらが徒歩で相手が自転車だったら…?
 保険に詳しい人に聞いてみましょう。

 そういえば,私も小さいころに自転車に乗っていて事故に遭い,大怪我をしました。ですので,今でも自転車に乗りますが,安全運転です。
 人間,痛い目に遭わなければ…?
posted by 水越法律事務所 at 17:59| Comment(0) | 弁護士的情報
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